新型コロナウイルス感染症の流行のため、数年間にわたって中止が続いておりましたが、今年度はしっかりと感染対策を行った上で無事に実施することができました。
活動は終日行われ、プログラム専攻の生徒がロボットの組み立て指導(午前)・プログラミング指導(午後)を行い、一方でマルチメディア専攻の生徒は体験教室修了の記念として贈るプレゼント作成を行いました。
まず、午前中はプログラミング専攻の生徒が、桂川東小学校へ赴きレゴの組み立て指導を行いました。
児童たちは思った以上に組み立てをスムーズに進めることが出来ました。最初は不安気だった本校の生徒の表情も徐々に落ち着き、すぐに笑顔が見られるようになりました。
無事に組み上がり、時間の余った児童たちは自身のロボットに組立図にはない装飾を施したり、ロボットの電源をいれ動作確認を行ったりと、ワイワイとても楽しそうでした。
午後からは、いよいよプログラミングです。
組み立てとは異なり、ソフトの扱い方やプログラミングの方法など、児童たちには少し難しいところもありましたが、高校生が丁寧に指導を行っていき、当初の目標だった“ライントレース”(線上を走行する)ロボットのプログラミングが完成していきました。さらに、そこからいくつかの数値をより練ったプログラムに改善し、ロボットの走行スピードのアップや精度アップなど、各種カスタマイズを時間いっぱいまで楽しんでいました。
また同日、マルチメディア専攻の生徒たちは、リアルタイムで現地から送られてくる写真をPhotoshopやillustratorで加工し、記念フォトアート制作を行ってくれました。
完成した3枚の異なるフォトアートとこちらのアクリルフォトスタンドを児童一人一人にプレゼントしました。
「もっといいものにしたい!」「時間が足りない!」など
の声があがっていたというだけに
完成品を見たときは、想像以上の出来栄えに
思わず感動して目を丸くしてしまいました。
マルチメディア専攻の生徒の皆さん、お疲れ様でした。
さて変わってこちらはプログラム専攻の生徒による恒例のお見送りシーンです。
作業の後半では親睦が深まり、最初にあったような緊張も消え、互いにコミュニケーションを楽しんでいたこともあり、笑顔でお別れできました。
今回のレゴプログラミング体験教室は、コロナ流行期の中止期間が長く続いており
開催に様々な不安がありましたが、情報科の2年生が一丸となって、小学生に楽しんでもらおうとひたむきに取り組む姿を見て、生徒の成長を強く感じました。
ここで学んだことや感じたことを、ぜひ今後に繋げてほしいです☺